現実のそこらにありそうで、
現実では絶対あり得なさそうなお話
嘘を突き通すのが辛くて
それでも約束は破りたくなくて
全てを捨てるっていうのが
強さでもあって弱さでもあって
ほんっとに切ない
彼がどんな思いだったのか、っていう答えは
本当に万人には万人に、違う答えがありそう
でもオチがなぁ…
そう思う映画ではよく
もし自分がこの映画の監督だったら、
って考えるけど
この映画はその答えもみつからない感じ
でもなんだかぱっとしない終わり方
フェードアウトじゃだめだったのかな。
でもゆったりとした温度が
なんともいえない日本らしさがあって
夏にぴったりな映画。
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3.3/5.0
監督:西川美和
2009年の日本映画