画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

9.11を題材にしているから
どちらかというとシリアスに、
全体的に慎重に描かれている感じがするけど
ところどころはとても面白くて
もーうすこし明るいタッチで描いても
評価が高かったんじゃないかなぁと…
ごくごくわずかになんだけど。

主役の男の子、演技するのが初めてだなんて!
こんななストーリーで、
しかも気難しい役なのに、すごい。

話の中でたくさんの人々と出逢うんだけど、
いえ、出逢っているはずなんだけど
すべてカットされていて、何故なら
オスカーの興味は鍵に合う鍵穴だけだから…
本当ならもっと脱線脱線も出来る話だけど
結局鍵穴の中身までもカットなのは、格好良い

話題になったわりに
評価は低いイメージだけど
一見の価値あり、だと思うわ。

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3.8/5.0
監督:スティーヴン・ダルドリー
2011年のアメリカ映画