画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「肉」

ゆっくり丁寧に描かれるカニバリズムもの
でもよくある好きな人を食べるとか
そういう話じゃなくて、一族もので
もうその時点でツボ。

儀式?伝統と言っていたけど
それが断食のあとに人肉食するというもので
本当は母が行うはずだったんだけど死んで
長女がやることに。
でも妹と2人でそれを嫌がって
でもしなきゃいけない、みたいな
もうそんなの素敵すぎるし好きすぎる

なんでその伝統を守らないといけないのか
明かされないままなのが残念だけど
(神が…とか言ってるし、
一族の信仰なんだろうけど)
とにかくじっくりした雰囲気に、ラスト!
ほんっと…もう…

あぁこれから3人はどうなってしまうのか…
いろいろ夢ふくらむ。

ひとつ大きく残念なのが、邦題
これほんと酷いとおもうわ…
この邦題からエログロを想像したっていう
レビューで低評価がいくつあるか…
原題「We are what we are」
ああ。

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4.0/5.0
監督:ジム・ミックル
2014年のアメリカ映画