画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「セッション」

えーー
私、彼が出演してるってときからずっと
どうせOZみたいな感じになると
ずっと思ってたけど、まさに!
というか、OZをみて、
この映画を作ったんじゃ?ってくらい
ずっとOZのシリンガーだった。
あの甘やかしては痛めつけるやりかたとか…

私はずっと昔にピアノをならっていて
規模というか、レベルは違えど
なんだかすごく昔を思い出したわ
自分の弾いてるモノは変わらないのに
遅いだの速いだの良いだの悪いだの言われて…
どんなレベルであろうと変わらないんだなって

ブラックスワンのドラムバージョンとも言える
あれはファンタジーというか、幻覚だったけど
こちらは現実的な、という感じが相違点かな

良い映画、かもしれないけど、
そこまで…という感じもするし…
コレだったらOZの方が好きというか…

起承転結といえば、ラスト。
OZでのラストはシリンガーが先に退場したけど
こちらはなんとも言えない…
OZのようにずっと苛め合いをしてる気もするし
ドラムを辞める気もする。

うーーん
ある意味期待通りだったというか。
OZを知っちゃってるからかな。
期待を裏切ってほしかったところ。

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3.3/5.0
監督:デイモミアン・チャゼル
2015年のアメリカ映画