画面の向こうの、

観終わったときに書くところ

「少年は残酷な弓を射る」

端的に言えば、たぶん
サイコパスな少年を
もってしまった母親の映画

少年は母親の愛を欲してたけど
それで妹や、周りを傷つけて
けろっとしているのは
やっぱりサイコパスだと思うな。

けどさっきも書いた通り、これは母親の映画で
悲痛というか、鬱々というか
まぁともかくダークなのは間違いない映画。

語り切らない映画、というより
語ることを一切排除したかのように
映像は過去と現在が行き来し、
何があったか重要な部分は隠してあったり
わからない映画ではないけど
すごく分かり辛い映画になってる
ただそれは繊細さがあるから成り立つもので、
実際、音や、息や、映像は美しい。

ただなー、うーん。
原作は小説らしく、
そしてそれは夫に宛てた手紙の形式らしく
さらに原題は「We Need to Talk About Kevin」
この3つのことを知ってしまうと
なんとなく、そっちの方が気になってしまう。
この映画駄作とか、つまらない訳じゃないけど
小説の方が良いんじゃ、そう思ってしまう映画
この映画から、「話すことが必要」とは思えない。

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2.9/5.0
監督:リン・ラムジー
2011年のイギリス映画