あれあれ。
全然面白くないぞ。
確かに、前作「羊たちの沈黙」引き続き
ハンニバル・レクター博士は
とても魅力的なんだけど、
映画としての軸がなんだか微妙…
前作では、軸の事件が前提として存在して
その横で博士とクラリスのやり取りがあって
だからこう、やることがしっかりしてて
みててわかりやすかったんだけど、
今回のは、軸がなんだか微妙で
博士とクラリスの関係を前面に出してる割に
その結末がかなり微妙な、あやふやな感じだし
殺された人に対する気持ちも湧かない、
あれ、そもそもなんのための人?
と思ってるうちに終わった、そんな感じ。
で、どうやら原作小説版では
クラリスと博士が一緒に生活するらしい
そんな素敵な結末だって知っちゃうと
余計に映画の微妙さが浮き出る…笑
まぁもともと、
ハンニバル・レクターが描きたいだけの
中身のない映画なんだろうと
なんとなく思っていたけど…釈然としないわ
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2.3/5.0
監督:リドリー・スコット
2001年のアメリカ映画