画面の向こうの、

観終わったときに書くところ

「アナベル 死霊館の人形」

死霊館で少し取り上げられて注目を集めた
あのアナベル人形ちゃんのお話。
だけど、噂通り、死霊館を全然越えない。

というか、
ウォーレン夫妻が出てこなくてショック!
どうしてウォーレン夫妻のもとへ、
っていうお話かと思っていたら
どうして人形が呪われたか、というお話だった
たしかにそれも魅力的だけれど…。

冒頭からカルト信者、親殺し、自殺、
さらにお人形に滴り落ちる血。
あぁもうダメだ…って感じ。笑
そりゃあお人形さん、強いわ。
完全に成功しちゃってるものね

ただこれは、どうやら作り話らしく
いや、アナベル人形は存在するけど
そんなカルトな背景は無くて
事実は買ってきたお人形に悪魔がついてた、
とまぁこの映画のラストが現実に繋がる作り。

そもそも、死霊館のお話は
「最も邪悪な事件」とのことなんだから
その点、アナベル人形の話が
あれを越えられないのは仕方がない。
それを思うと、演出というか、
そういう面でも死霊館を越えてはならない。
じゃあ、せめてお人形の見た目を怖く…?
と、ぐぐればすぐ出る実物の画像を知ると
そんな想像がついてしまう。笑

そんな想像をしてしまうほど
見た目に愛らしさが全くないお人形はじめ、
どうも所々チープさが纏う。
全部あの女の姿の悪魔にすればいいのに
変に黒いヤツとか出てくるし、
ラストも、「え、それで終わり?」みたいな。
あの印の意味とか全くなし。
印をつけるくらいミアを気に入ってるなら
別のひとが死んだところで諦めない気がする。

うーん。
死霊館の!」というお飾り通り、
どうしたってそれを越えられない映画かな。
ひとつご丁寧なのは、
最近の映画レンタルにしては珍しい、オマケ
撮影中の怪異について面々が語るというもの。
映画の内容はどうもフィクションらしいけど、
アナベル人形自体も、撮影中の怪異も
嘘であれ真実であれ、ステキだと思うわ。

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2.6/5.0
監督:ジョン・R・レオネッティ
2014年のアメリカ映画