ただの綺麗事、ハッピーエンドではない
今からすると考えられない、過去のできごと
ひとりの母親が闘った、真実を求めた
過去があるから今が在る、というのを
真に考えさせられる映画
全体を通して、かなり綺麗な映像で
些細な表情から取り乱してその後の空白まで
リアリティをもって描かれてる。
きちんと丁寧に、という意気込みがみえる感じ
2時間とちょっとの、少し長めの映画なんだけど
わかりやすい場面変換と
密度の高いストーリーで飽きる事無くみれたかな。
ただどーうしてもラストのシーンは
うーん、良いシーンではあると思うんだけど
「希望」って言葉にしちゃったかー、という感じ。
(この感じが、I love youを愛してると訳すな、なのかも)
で、私としてはやっぱり、ゴードンが…笑
本筋ではないし、本筋からすると不謹慎極まりないんだけど
やっぱりこういうキャラ、たまんない。大好き。
と思ったら、wikiではこの役の人のページがない!
かなり良い演技されてましたのに。
いくつか事実モノの映画ってみた気がするけど
事実モノではこれが一番なんじゃないかな
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4.0/5.0
監督:クリント・イーストウッド
2008年のアメリカ映画