画面の向こうの、

観終わったときに書くところ

「永い言い訳」

胸糞悪い系の重い話かと思って居たら、爽やか。
思っていたより、うんと普通の映画だった…
普通の映画というか、普通の邦画とも言えるかな
音楽の使い方も相まって、なんとも邦画っぽい。

妻を亡くした男がそれに向き合えるようになるまで
子供たちと触れ合うことでの、心の移り変わりの映画
子に言ったつもりの言葉がブーメランになってるような。

こんなに子供がメインの映画だと思わずびっくり。
子役ならではの「作り込んだ」感が無く、
なんともリアルというか…本当に兄妹として生活してそう
そう持っていく監督が上手いのだろうが
ピストルさんの演技も全く違和感無く…
演技ができる人だとは知らなかったし
私は視聴前に俳優を確認しないので本当にびっくり。

マネージャーに、科学の(?)先生、
美容室の同僚?先輩か後輩?まで、
どれもハマリ役と言わざるを得ない。
「居そう」というか、生活が見える。中々すごい。

話的に、あと主人公的に、ストライクに好きな映画で無いし
映画っぽい、特に邦画っぽい「無さ」も一部あるけど
これはとても良い映画。

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3.7/5.0
監督:西川美和
2016年の日本映画