画面の向こうの、

観終わったときに書くところ

「ネオン・デーモン」

最初はどうしても「ブラックスワン」と比べてたけど
後半に進むにつれ、全然違うお話だったわ。笑

ただ、やりたいようなことがわからなくも無いけど
それにしても急展開すぎるというか。
ふんわりと薫らせておいても良かったのでは?

ジジはもともと整形まみれで、
「本人」とはかけ離れていたんでしょう
それでカメラの前に立つことも何も怖くないけど
サラはカメラの前に立ったときに
「自分じゃ無い」ことに気付いたのかも。
だから吐き出そう、取り出そうとして
ジジは欠片の目玉でさえ取り込もうとした

まぁ、あんな状態で目玉出てこないと思うけど。
大きすぎて食べられないし消化されてそうだし。

そういう意味でも、全体通して映像美。
とにかく映像美を極めたかった映画なんだなぁという感じ

その反面、ジェシーの初撮影のシーン、
カメラの前では金に塗れたヌードのはずなのに、
観客にそれが一切見せられないのはどうかと思う。
役者的にヌードNGだったのかも知れない。
けどあのシーンはどう考えても晒す必要があったと思う
結局どんな写真に仕上がってるのかもまるでわからないし
ほんとうに勿体ないし、興醒め。

タイトルの「ネオンデーモン」というのも消化不良
ルビーのこと?ジジのこと?カメラマン?
それとも本人に棲まう悪魔的な?
どれもなんとなくしっくり来ない。

映像美だけど狂気が足りないのかなぁ。
とにかく何かが足りない。
少しスパイスかけてあげればぐっと良くなりそうだけど
それが何かはわからない。

_________________

3.3/5.0
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
2016年のアメリカ、フランス映画