画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「鳥」

これ…そんなに怖いか…?
いろいろなところで目にしていたから、
期待しすぎていたのかも。

そりゃあ、鳥は怖い。まして大群なら、
なにも持っていないと為す術はないでしょう。
でも、逆に言うと何かなくない?と思ってしまう…。
人間はとてもとても弱いけど、
だからこその強さがある。と思うんだけど…。

だいたい、前半の人間ドラマ部分長すぎない?
それが鳥の襲撃に絡むのかと思ったら、そうでもないし。

映像は、たしかにきれい。きれいというか、不思議?
どうやって撮ったのか…と思えるシーンが多いし、
常に画面映えし続ける主人公。美しい髪。
その美しい、きちっと整えられた髪が乱されるのは良い。

やはり、うまくいえないけど、こういう映画、は
現代の方がきっと映えるよなあ…
アホ映画にもなりかねないけど。
古くで、当時の技術で、やろうと思ったのは、
そして出来ていることはすごい。
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2.8/5.0
監督:アルフレッド・ヒッチコック
1963年のアメリカ映画