画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「ヘレディタリー/継承」

タイトル通りの話、オチ。
そういう意味では読めすぎてまう…
けど、このタイトルだからこその、
「誰に?」「誰が?」という感覚も有り。
娘ちゃんが主かと思ったらすぐに違った…笑
関係無かったのは血の繋がってないお父さんだけだったのかな

日本ホラーの、ずーっと陰鬱とした感じに
海外特有のヒステリックさを持たせた感じ
お母さんの演技がとにかくすごくて
前半は殆ど、ホラー的な怖さではなくて、
母の狂気と陰鬱さって感じ
後半になるにつれ、望んでいるホラー感が増してきて、
ようやくちょっと楽しくなってくる、と思ったら終わり…

ちょっと助長に感じない…?
怖い人には怖いかもしれないけど…
邪教ものなら邪教もので、そっちメインの方が好きかな…
この続編が見たい。
あぁこの感情は「ラストエクソシズム」的。
もっとおばあちゃんとのほのぼのシーンとかみたい…

でもエクソシズムとか出てこないし、
悪魔とか霊とかの、知ってる人しかわからない話じゃ無いから
そういう意味ではホラーに馴染みが無い人にも見やすいのかも。

誰でもすぐに発生させられる、
馴染みのある音を恐怖に使っているのは意地が悪くて好き。笑
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3.5/5.0
監督:アリ・アスター
2018年のアメリカ映画