画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「2001年宇宙の旅」

最初のお猿のシーンで
進化論とか始まりと終わりとかそういう
まぁようは宇宙なんだけど
そういう話かなと思ったらやっぱりそうだった
タイトル通りのお話って感じが良い。

1968年というのがどういう時代なのかわからないけど
ちょっと独特なファッションとか
テレビ電話、AI、とかの発想力、表現がすごい
もちろん宇宙のシーンも、お猿のシーンも
いったいどうやって撮影したのか謎なシーンがたくさん

ただ、名作か?と言われるとうーんって…
あえての余白なのはわかるけど、それでもちょっと…
余白というか、意味のある意味の無さというか。
でもキューブリックってそういう表現の人よね
好きな人は好きなんだろうけど、その気持ちもわかるけど
やっぱり眠くなっちゃう…笑

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2.9/5.0
監督:スタンリー・キューブリック
1968年のアメリカ、イギリス映画

「誰も知らない」

TSUTAYAディスカスの発送を
ずーーーっと待っていたのに来なかったのに
急にアマプラで配信…笑

この暗さ、日本映画独特よねぇ
海外のももちろん暗い映画はいっぱいあるけど…
…何が違うんだろう?ずっと不思議。
陰湿なのか、単に撮り方とかそういうことなのか…

でも、評判ほどなんかぐっとは来なかったなぁ

子ども、というものにたいして心動かないからか、
見る前にちらっと読んだ事件のwikiが壮絶だったからか、
単にこの監督と合わないのか…
全部っぽい気もするけど

最初に、
この映画は事件をもとにしているけどフィクションです
と書かれる通りに、
母親が子どもを置き去りにした
という映画、で見るともう少し良かったのかも?

子ども達が主役というか殆ど出てこないからこそ、
演技の不自然さっていうのがあると醒めちゃうと思うんだけど
この映画はそういうのが無くて、普通にみられる

けど、映画って割り切るなら
助かる術はいくらでもあったんじゃない?とも思う…
コンビニ店員、ゆきからいくらでも大人につながる。

やっぱり私にとっては壮絶さ、むごさが足りない。
エンタメとして見るならなおさらだし、
事件から考えるなら美化されすぎてそうで、逆に失礼な気がする

世間でひろく評判の良い映画にはハマれないジンクス
またここにひとつ。
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3.2/5.0
監督:是枝裕和
2004年の日本映画