もし、私が記憶を失ってすべてをわからなくなっていったら
もし、私の大切な人が、私の記憶を
いろんな記憶を失っていったら
私にとって、どちらにせよまだ先のこと、
とも言い切れないし
恐ろしくてたまらない
だから私は、
毎日、一回でも多く、愛してるって伝えたい
一回でも多く愛してることを教えて欲しい
まぁ、この映画で描かれてるものは
限りなく幸せな家庭だと思う
お金もあって、面倒みる人の手もあって、
家族に愛されていて
排泄を失敗するみたいな場面もないし、
ごくごく、限りなく美化している気がする
それでもこんなに残酷
物語が進んで、病状が進んでいくにつれ
身だしなみを整えられなくなる
あの感じをこんなに表現できることがすごい
何もかも忘れても愛が残る、
それは多分映画の中だけの存在じゃなくて、
そんな生き方がしたい
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4.5/5.0
監督:リチャード・グラツァー、
ウォッシュ・ウエストモアランド
2014年のアメリカ映画