画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「6才のボクが、大人になるまで。」

本当の男の子を、本当に
6歳から18歳まで撮り続けた映画
でもノンフィクションとかでは無くて、
単に俳優として追ったもの

この撮影方法からして、
もっと実験的な要素が強いのかと思ったら
物語自体はごくごくありきたりで、
特に大きく語る要素も無いし、
かと言ってつまらなさすぎるとも言えない
実際166分って長時間、一応一息でみれたもの

でも同じ俳優を使ってる、っていうのが
そんなに必要で無いと感じるのが本当に残念
じゃあどうすれば?って言われれば難しいけど…

高校生、それもちょうど高校3年生で、大学も決まったような
そういうひとがみると、何か心に残るものもあるかもしれない
或いは、もっと上の、あぁ若いっていいなぁ、
自分の子が育って巣立つときもこんなだったなぁ
って思えるようなひとたち。

そのどちらでも無い私には、何も残らず…。

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3.0/5.0
監督:リチャード・リンクレイター
2014年のアメリカ映画