画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「アラジン」

アニメ版の方。
いまさらすぎるけど、改めて、
もう全部いいよね

まず最初の語り
商人の話し中に画面がふっと右に振れて
「ちょちょちょっと待ってよお客さん」という台詞
あぁ私がお客さんなのか、と思わせられ
ぐっと映画に引き込まれる

そこから、アラジンという人物の紹介
ジャスミンという人物の紹介、
ジャファーのもくろみも明かされ、
アラジンに拒否権なく取りに行かされるランプ

そして始まる、名曲「フレンド・ライク・ミー」と
ロビン・ウィリアムズが作り上げた
ハイテンションマシンガントークのランプの魔神ジーニー
そしてそれを完璧に吹き替える山寺宏一

その後の「アリ王子のお通り」も
映像と共に最高で大好きだし
うまく好かれない…と思ったあとに
ホール・ニュー・ワールド」でロマンスに。
普段映画に、なんで好きになるの?ってよく言うけど
これはどちらとも好きになって仕方ないと思う。笑

大人になってからみても、
やっぱりジャスミンはかわいい
で、大人になったいまふと気付いたけど、
「自分が魅力的であるとわかっている女」なんだよね
お姫様だから~とかじゃなくて、本能的な。
目線、仕草、ジャファーへの誘惑シーンも顕著
あぁなんてかわいいの…。
もちろんそれを完璧に描き込んでるスタッフよ。あぁ。

これもいまにして気付いたことだけど、
絨毯で洞窟から逃げ帰るシーン、相当すごいのでは?
マグマ、岩、主観視点、そのスピード感

そしてきれいに終わる物語は、
大人も子どもも安心してみられる

特典に、ジーニーの声真似解説があって笑った。
私の世代でしかもアメリカ文化に詳しくないから
だぁれも分からないけど。笑

続編も久々にみたい!

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4.5/5.0
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
1992年のディズニー映画