画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「ミッドサマー」

いろいろなオカルトを混ぜ合わせて
それを白夜という夜を使わない映像で描いた映像美
美術品のひとつひとつの細かさ
そういうのはすごく素敵だけど
あまりにも評判が良すぎる気がする…

まず、長い。
中盤~後半はさすがに楽しめたけど
そもそも妹の自死が必要だったのかも微妙
なくても話は成立するだろうし…
話の成立具合でいうとスウェーデンに行く話の唐突さがやばい。
村に行くまでが長い。

あと長く感じられる要素として、昼夜がわからないっていうのがある気が…
今が何日目、とかどれくらい時間が経ってるのか、全くわからないから
まぁそれを恐怖感として味わえるのかもしれないけど…

なんだろう?どういう層が高評価してるんだろう?

たしかに呪術的な楽しみはあるけど…
逆にそこを大きく評価されてるとも思えない。笑
ハーブ、血、食べること、円…

同じ監督の「ヘレディタリー」も
なんか過大評価されてるイメージだったなぁ
もちろん過大なわけじゃなく単に合う合わないの問題でもあるけど。

一種の超越が題材なら
このあいだ「マーターズ」みたばっかりだしなぁ。笑

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3.7/5.0
監督:アリ・アスター
2020年のアメリカ映画