画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「ヘルタースケルター」

全身整形、クリニックの話が軸じゃなくても ごくふつうに成り立ちそうなお話 それでいてモデルじゃなくても成り立つし 美に関係してなくても成り立つ ごく身近すぐそばにあるお話…自己肯定 それを「この街には小さなタイガーリリーがたくさん潜んでいる」 と…

「カメラを止めるな!」

流行ものはあまり好きじゃないけど 映画好きな周りの人も面白いと言ってたので視聴あー、そういうタイプねー、と思った。こういう、実はこうでした!的な映画でいうと 「タッカーとテイル」の方が好きだなぁ いやグロすぎて一般受けはしないだろうけどそう、…

「女優霊」

うーん、噂ほどの恐怖は感じなかったかな… たしかに笑い声は印象的だし怖いかもしれないけど 呪いの怖さ的な、想いの話がそんなに深くされてないせいで イマイチ霊がなにをしたいのかピンと来ない感じ…でも、一貫して撮影現場か編集部屋?か試写室、のような…

「アウトレイジ最終章」

前回、刑事を殺して終わったのは覚えているけど 細かい人物関係は全く覚えてなく、不安に思いつつ視聴も けっこう前回で死んでるので新しいキャラも多く、杞憂でした1、2の2作はエンタメ的というか、派手さが強いような 今回はそういう面を少なくして、北野…

「Mr.インクレディブル」

これも全く興味無かったんだけど このディズニーブームに乗じてみてみようと。家族がスーパーヒーローで、その家族の物語 くらいのイメージしかなくて、 それは間違ってはなかったけど、 風刺がとっても効いてて、しんどい…笑「私は助けられたくなかった」み…

「ヘラクレス」

キングダムハーツシリーズで あまりにもお馴染みのワールド、オリンポスコロシアム その原作のヘラクレスをちっともみたことがなくて やっと重い腰をあげて視聴だって筋肉隆々みたいなあの見た目、 私がみたくなるはずが無いもの! メガラとハデスはとても魅…

「カールじいさんの空飛ぶ家」

泣ける… 私は泣かないけど、 でもとても響く そういうシーンが全編の あちこちにちりばめられている映画新しい冒険を!が…とても泣ける。 そしてそれをみて、新しい冒険を始める 思い出を置いて、新たな大切なものを守りに。_______________…

「プリンセスと魔法のキス」

視聴記録ぶードゥほんとうにこわい 蛙ちゃん物語は正直どうでもよい そのくらいこわい。_________________

「トイ・ストーリー3」

これはすごい シリーズ物の良さ、というのが この映画ほど出ている映画はそう無いんじゃないかしらアンディが大人になってしまって、 遊んでもらえなくなったおもちゃたちゴミ行きか、天井裏行きか。 ウッディだけは行き先に連れて行ってもらえる妬み。 保育…

「トイ・ストーリー2」

お気づきかもしれないけど ディズニー映画ブームです。笑 おもにキングダムハーツのせい。みたことあった…気もするけど カウガールの子全然覚えてないから やっぱりみてないのかも?ウッディはそういえば昔人気だったおもちゃだけど その仲間達や過去の栄光…

「塔の上のラプンツェル」

これも前にみたことあって、 でもこれはリロスティッチと違って かなり面白かった覚えがあって… やっぱり面白かったすさまじいほど情熱をかけているのでは、というラプンツェルの髪 どうなってしまうんだろう、というハラハラ感のある物語 良い音楽と名シー…

「リロ&スティッチ」

昔にもみたことあるけど、 ぜんぜん話を覚えてないので 久々に視聴あぁこれは覚えてないはずだなぁという感じ…笑べつに面白くないという訳では無く、 はっきりした起承転結に 愛嬌ある個性的なキャラクターで 誰も悪くないまま進む話の きれいなハッピーエン…

「殺人ワークショップ」

殺人のワークショップという 意味わからない設定な上、 俳優の卵たちのための ワークショップを実際に行なっているという 二重の重なりを知ると 「魂の解放」というキーワードが ほんっと重く感じられて、切ない「オカルト」とコワすぎ!シリーズを知ってる…

「オカルト」

白石映画は、すごい… というお馴染みの感想…笑一種のシリーズ物になっていて、 結末というか、未来というか、 知っているとなんだか泣ける……?白石君の撮影しなければいけない使命は ここから始まっていたのかなぁ ある優しき〜の白石君は何周目なんだろう …

「ある優しき殺人者の記録」

白石監督はすごい! と白石映画をみるたびに思う ほんっとに思うストーリー上しょうがないとしても、 序盤の説明がちょっと長すぎるのと その後の色々もちょっと助長なのが残念だけど 最後がとにかくすごい 色々なるほど!と思えるし、まさに白石ワールド こ…

「永遠のこどもたち」

あぁぁ… 何もかけない たくさん言いたいことはあるはずなのに うまくまとめられる気がしない宝探しゲームと、海外版だるまさんが転んだ 子どもたちの遊びがキーになってるのも良いし 意外とけっこうホラーしてて、きちんと怖い そしてかなしいお話、早くて様…

「GO」

もっと暗い映画かと思っていたら ポップで、笑えるところもあって でもとても考えさせられる その塩梅が絶妙で、本当にみやすい映画主人公の演技がとても自然で、うまくて でヒロインもとても魅力的で そりゃ惚れるわ、という感じ…惚れた相手が日本人じゃな…

「残穢」

これは良い和ホラー! 洋ホラー特に悪魔とかエクソシズムとかも好きだけど 怨みと理不尽さと日常のそばにある怖さも好き最初はよくありそうな、 物置の変な物が怖い、とか 誰もいない部屋で畳を擦る音が、とかで それをもっとよく調べていくお話 もちろん調…

「下妻物語」

むかーしむかし、こどものころ ちょうどロリィタという言葉を知ったあたり ロリィタの映画があるとどこかで知って それかちょうど公開された時期だったのかも でも確か原作を先に読んで、それから映画も見たはずだけど こんなにポップな、コメディ邦画、 当…

「トゥ・ウォーク・インビジブル」

思ってたのと違う、 という感想はあまり良くないし好きじゃないけど でもやっぱり思ってたのと違うってときがある…もっとこう、執筆そのものとか 女性が社会に出ていくことへの批判に対して戦うとか そういうことをクローズアップしていく映画かと思いきや …

「ジェーン・ドウの解剖」

こわーい! 久々に怖い気持ち悪い思いをしましたみればみるほど、解剖すればするほど おかしなことがわかっていく死体 外傷は無いのに粉砕骨折、舌が裂かれて無い… あきらかにあやしい布切れ、そして抜かれた歯 なによりあの皮膚の…!自ら選んで悪魔になって…

「機械仕掛けの小児病棟」

まって、めっちゃ名作じゃない!? どうして「みたいものリスト」に入れたのか謎の映画だったけど リストに入れた過去の私、偉いわ。伏線がしっかりきれいに回収される、 丁寧な話の作り込みで、きれいに物語が終わる 映画鑑賞シーンがやけに丁寧だと思って…

「パーフェクトブルー」

どこが現実で、どこが幻覚かわからない ように作られてる、アニメーション映画 現実、ドラマ、幻覚…でも、終わってしまえば ストーリー自体は意外とかんたんで ずっとマネージャーやってたアイドルが 女優になって、脱いでいったりして 多重人格になってしま…

「クローバーフィールド」

まさかのリア充爆発しろエンド…? なんて冗談はさておき。見始めて数分後から、 なぁんか気分が悪いと思っていたけど これが映画の画面で酔うという感覚なのかも? ハンディカメラの映画でそんな体験をしたこと無く 気にしないで見始めたけど、 アクション的…

「私がこわされるとき」

こわーい。 けど、実に、よくありがちな話な気がする。 もちろん日本では少なくとも銃撃には遭わないけど 孫を自分のものにしたい、何でも思い通りにしたい そういう話はほんとによく聞く。 「うちは大丈夫」と思っている男性陣にこそ 是非みてもらいたい。 …

「エコエコアザラクⅡ BIRTH OF THE WIZARD」

お話が、良い意味でありきたり 実はすごい力を持ってて、逃げなきゃ、的な。前作と違ってミサがかわいい! と思ったら同一人物…?どうして…B級ホラー?としてはまぁまぁなのかもしれないけど そういうフィルターなしだとつまらない…というか、EDの聖月夜に持…

「エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS」

なんだこのバッドエンド! なにも救いが無い… 鬱映画とはまた違うのかもしれないけど そこに入れても良いのでは…?笑もともと音楽のためだけにみたくて ようやく視聴なんか、 エコエコアザラクは菅野美穂が〜みたいな話を聞いてたから その人が黒井ミサ役な…

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

ロック、パンク、 これぞまさに生き様劇中殆ど会話らしい会話シーンが無く、 殆ど音楽で語られるヘドウィグの半生。 キャッチーでロックな音楽と 素晴らしい歌声に演技、 カラフルで滅茶苦茶で素敵な衣装が彩る映画というよりかは、ひとつのライブ、という風…

「アナと雪の女王」

ふわふわ雪の表現、 しっとりフェルトのような布地の表現、 冷たくひかる氷の表現 細かい一瞬ずつの表情 そういうところはとっても良いんだけど お話があんまり面白くないのと、 見せ場が少なすぎるのが残念だって、Let it goのシーンしか見せ場なくない? …

「ヴィオレッタ」

ポルノか、芸術か というこの映画のひとつのテーマに対して この映画を撮影したこと自体に矛盾を感じる 「私がされたことは芸術だった」 「私は母親に愛されていた」という 監督自身へのメッセージを強く感じてしまう 意図的なのかどうかはわからないけど。…