画面の向こうの、

観終わったときに書くところ。ネタバレがあったりします。

「劇場版 幼女戦記」

アニメと続きの映画の感想なぞ
全然うまく書ける気はしないのだけど
でもせっかくの記録から欠けるのも勿体無い

とはいえ、どこから書けばいいのか…

幼女戦記は、入りはアニメだったけど
その後どちらかというと漫画をじっくり読んで、原作は未読。
とはいえ漫画も最新までは全然追いついてない。

今回この劇場版を見たくて、アニメを見直したけど、
漫画と違ってギャク?コント?的な面白さが少し減ってて
硬い戦争モノ、という側面が強い気がする
それが、良いのか、悪いのか…は好みかな。
私は漫画をくすくす読むのが好きだけど。

とりあえず、続きが気になる
この戦争、そしてターニャ…というか
サラリーマンの魂はどこへ行くのか。

「愛の反対は無関心」という言葉があるけど
であればターニャほど神に愛されてる存在もなかなか無い気がする。
どこかで飽きたりしたら「不運で」殺すなり、
そのまま放置して生かしておけばいいものを、
人間に神の加護を与えて、神が人を本気で殺そうとする

そうとは知らずにその駒として扱われる人間の哀しさよ…
メアリーとの決着はここではつかなかったけど
教会の中、天使像(のようなもの)の前で殴り合いの果て
こんな良い状況で決着がつかないなら
どこでどんなふうに決着がつくのか、楽しみ。

アニメの映画続編ってあんまり見てないんだけど、
アニメ本編と変わりすぎることなく、違和感なく
よい意味でさらっと見れてよい。
さすがにこの映画だけで見る人は居ないと思うけど、
平和パートあり、十分な戦闘シーンに、ラストの盛り上がり、
見応えとまとまりが抜群な気がする

とはいえやっぱり続きモノの評価って難しい…
面白くない、というわけでは決して無く。

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3.0/5.0
監督:上村泰
2019年の日本映画